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マイニング騒動の中、モネロ300ドルを超える

マルウェアの発生が懸念されているにも関わらず、ここ数日モネロ(Monero|XMR)の価格が急上昇しています。2日連続で強気相場を見せた後、木曜日にはレジスタンスレベルの300ドルを試しています。 モネロ(Monero|XMR)とは? 2014年4月に公開されたモネロは、匿名性と分散型に特化したオープンソースの仮想通貨であり、Windows、MacOS、Linux、アンドロイド及びFreeBSDに対応しています。 アルファベイやOasis等を含むダークウェブ・マーケットでも仮想通貨の需要が高まっていることもあり、公開以来モネロのトークンXMRの普及は拡大し続けています。 モネロのマルウェア騒動 先日、モネロはアンドロイド端末を狙ったマイニングマルウェアが発見されたことで世間を賑わせました。同マルウェアはアンドロイド端末を乗っ取り、勝手にモネロをマイニングさせるウェブサイトにリダイレクトする仕組みとなっています。 米国のオンラインニュース、Salonも広告掲載料から利益を得る代わりとして同じような仕組みを使い、読者のコンピューティングパワーをモネロのマイニングに利用しています。 広告を見たくないというSalonの読者は「広告を隠す」を選択することができ、Salon側はそのような読者のコンピューティングパワーを仮想通貨のマイニングに活用できることができます。 XMR価格の動き 先月のXMRは、価格上昇・下落において他の主要通貨と同じような動きを見せました。XMR/USDは50%のフィボナッチリトレースメントレベル273ドルを超え、同記事を書いている時点では300ドルを試しています。 同ペアは日足チャートで一目均衡表の雲の下に留まっていますが、転換線は基準線を上抜け中期的な強気相場が続くことを表しています。 モネロ(XMR)テクニカル分析 その一方で、今後の雲の形は弱気相場を表しています。 モネロは現在時価総額47憶2057万3463ドル第13位の仮想通貨であり、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、カルダノ、ステラ、ネオ、イオス、IOTA、ダッシュ、ネムの後を追っています。 モネロを購入したい場合は多くの仮想通貨と同様、バイナンス(Binance)、ビットフィネックス(Bitfinex)、クラーケン(Kraken)等の取引所を通して購入できます。 モネロのホームページによると、モネロを使用することで「自分が銀行になる」ことができるとのこと。アカウントや取引履歴を他に見られることなく、本人だけが資金を管理することができるようになります。

一目均衡表の雲下でもみ合うイーサリアム

今週初めの下落からの回復後、イーサリアムはキーピボットレベル間でのもみ合い相場が3日連続で続いています。 その間、イーサリアムのライバルであるDfinityの製品は6,100万ドルを売り上げています。Dfinityは果たして次のイーサリアムになるのでしょうか。以下にまとめてみましょう。 一目均衡表の雲下でのもみ合い相場 1月半ばに過去最高値である1,400ドル付近に達した後、ETH/USDの価格は昨年12月のサポートレベルである678ドルにまで徐々に下降しています。同価格は61%のフィボナッチリトレースメントレベルとなり、現在は同レベルと50%のフィボナッチリトレースメントレベル823ドルの範囲内でもみ合いが続いています。一目均衡表の雲が同価格の動きに抵抗している状態だと言えるでしょう。 この価格は昨年12月にイーサリアムが2週間もみ合った際のレベルであり、その後イーサリアムの価格は過去最高値まで上昇しました。 完全回復までの期間は? イーサリアムが先週の価格急落から回復し、強気相場に転じるには時間がかかるかもしれません。しかしこのようなもみ合い相場は珍しいものではなく、678ドルがサポートレベルとして機能すればこの先数週間で雲の上層部まで徐々に回復することも予想されます。 しかしその一方で、次のサポートレベルである78%フィボナッチリトレースメントレベルの478ドルまで下落する可能性も残っています。 イーサリアムのライバルは6,100万ドルの売り上げ イーサリアムのもみ合い相場が続く中、イーサリアムの新たなライバルDfinityは6,100万ドルを売り上げました。 非営利財団であるDfinityはブロックチェーンをベースとした「インターネット・コンピュータ」を開発し、世界に普及させることを目的としています。同製品は無限でいまだかつてない機能性を秘めており、Dfinityによるとこの「インターネット・コンピュータ」の活用で、eBayやUber、Dropboxのように分散化されたテクノロジーサービスを提供することが可能だということです。 そのほかのニュース イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、抗老化に係る研究に対し240万ドル相当のイーサを寄付しました。 ブテリン氏は年末に、幼稚な振る舞いを見せる仮想通貨市場の人々に対し「行動を改めなければイーサリアムを去る」と宣言しており、今回の寄付は仮想通貨で得た富を社会のために使おうという同氏の意思の表れと言えるでしょう。今後のイーサリアムの相場は、このようなニュースに人々がどう反応するかにかかっているようです。

キーフィボナッチレベルへ下落後、もみ合うLTC/UDS

多くの仮想通貨の価格が急落した今週、ライトコインも例外ではありませんでした。ライトコインの価格は最高値から50%もの下落を見せ、一目均衡表の雲の下に位置付けています。ではここでライトコインの動きを振り返ってみましょう。 LTC/USD価格の動き 昨年12月の半ばに420ドルという最高値に達した後、LTC/USDは今まで見られなかった下降トレンドを見せはじめました。同ペアは主に76%のフィボナッチリトレースメントレベル163ドルにサポートされており、12月に一度、先週に二度ほど同価格を試しています。 LTC/USD価格の動き 価格は日足チャートで雲の下に位置付けており、遅行スパンはまだ雲を下回っていないものの、転換線、基準線、今後の雲の形は弱気相場を表しています。 多くの主要仮想通貨とは異なり、ライトコインは価格の急落後もみ合いが続いています。これまでの数日間ローソク足は同時線を形成しており、今後価格がどちらの方向に向かうのか予想するのは難しい状態です。 その他の仮想通貨は? 急落後に強気相場となったリップルのXRPを除いては、イーサリアムやビットコイン等多くの仮想通貨はもみ合いが続いています。 ライトコインはユースケースが非常に類似しているという点で、ビットコインと相互関係にあります。資産で言うと、ビットコインを「金」と例えるならば、ライトコインは「銀」と言えるでしょう。 ライトコインは元コインベースのエンジニア、チャーリー・リー氏によって、ビットコイン以上に送金スピードの速い仮想通貨として2011年に開発されました。 今回の価格急落の全貌 今週の価格急落は、未完成な仮想通貨市場への規制強化に対する懸念が発端となっています。規制強化のニュースにより、ビットコインの保有者は規制の影響を受ける前にビットコインの売りに走ったのかもしれません。さらに去年12月17日から今年1月15日までの期間に価格が46%も急落した、疑惑の多い交換所ビットコネクトも、閉鎖の発表直前に危機を感じたのかもしれません。 米国では米国証券取引委員会(SEC)から取り締まりが行われています。 しかし今回の価格急落はファンダメンタルズが全ての原因とは言えないでしょう。テクニカルな視点から見ると、今回の下落は避けられない市場の流れであるとも言えます。その証拠に、私たちの主張する引き戻しの論理通り、価格はキーサポートレベルまでぴったりと下落しています。 仮想通貨市場にとっての朗報は? まず初めに、日本最大の銀行、三菱UFJフィナンシャル・グループが2018年3月に独自の仮想通貨を発行し、仮想通貨市場に参加する予定です。 一方、米国では住宅産業がビットコインを導入しはじめています。マイアミにあるマンション販売会社は、ビットコインでの支払いのみを受け付け、支払い方法の一つとしてビットコインを受け付ける物件もあるというオンラインの不動産ブローカーもいます。これらは仮想通貨の価格上昇には朗報ですが、規制が不足している現在、コンピュータープログラムや影響力の大きい投資家等によって簡単に市場が操作される恐れもあることは間違いないでしょう。

知名度の低いアルトコインに注目:Zcash & コダックコイン

世間の注目は主要仮想通貨や時価総額トップ10に集まっていますが、まだ知名度の低いアルトコインと新ICO案件についても見てみましょう。今回はジーキャッシュ(Zcash)とコダックコイン(KodakCoin)をご紹介します。 Zcash(ZEC)とは? Zcashは分散型でオープンソースの仮想通貨で、コインはZECの略称で取引されています。現在時価総額第23位のZcashは他の仮想通貨と比較してプライバシー保護に特化していることが特徴です。 Zcashのウェブサイトによると、同仮想通貨はピアレビュー済みのクリプトグラフィックの研究に基づいており、ビットコアでの使用で実際に機能が証明されているコアベースを基本とした同オープンソースプラットフォームは、セキュリティ専門のエンジニアチームによって開発されています。 Zcashの特徴 Zcashでの支払いはビットコインと類似しており、ユーザーは支払いの際アドレスを公開するか匿名とするかを選択することができます。非公開のアドレスから公開アドレスへZcashを送金する際は受領額が公開されますが、公開されているアドレスから非公開のアドレスへ送金する際の受領額は非公開となります。 このような機能は犯罪に利用されるというリスクもありますが、Zcashは、「企業はブロックチェーン上でビジネスを行う際、サプライチェーンのプライバシーを保護する必要がある」とし、「尊厳や親交、モラルと同様、個人のプライバシーも人間には重要である」との意見です。 ZEC価格の動き 多くの仮想通貨とは異なり、Zcashは2016年の10月に3万ドルという高い価格から始まっています。その後2カ月で30ドルまで急落しましたが2017年半ばから勢いを見せ、現在500ドルから800ドルの間を変動してます。 Zcash (ZEC) 日足チャート 現在日足チャートでは23%のフィボナッチリトレースメントレベルによってサポートされており、一目均衡表の雲上の価格で取引されています。 コダックコイン-ICO前のプレセール 次に注目したいのが写真用品メーカー、コダック社による仮想通貨コダックコインです。使い捨てカメラのブーム以来コダックの名前を耳にすることはなかったのではないでしょうか。 実際にはバンクーバーを拠点とするGlobal Blockchain Technologies社による仮想通貨ですが、コダック社がこの仮想通貨に同社の名前を使用する権利を取得しました。ICO前のプレセールでは既に200万ドルが投資されており、ICO前の第一段階で公開される800万のコダックコインを完売したとも報じられています。今のところICOの日程に関しては明らかになっていません。 コダックコインの機能 フォトグラファーやエージェンシーはKodakOneと呼ばれるプラットフォーム上で写真の登録や権利の売買、コダックコインでの支払いを行うことができ、フォトグラファーは作品の売買成立後すぐに支払いを受け取ることが可能です。プロ、アマ問わず誰でも安全なプラットフォーム上で作品を売ることができるようになります。 おわりに 現在の仮想通貨市場は価格の変動が激しく今後の予想をすることが難しいため、アルトコインを積極的に取り入れリスクを分散させることもひとつの手かもしれません。

カルダノ、ステラ比較検証

仮想通貨市場にカルダノ(ADA)とステラ(XLM)という期待の星が登場しました。どちらも現在時価総額で10位以内に入っています。今回はこの二つの仮想通貨を比較検証してみましょう。 カルダノのブロックチェーン 現在時価総額第5位のカルダノは、第3世代の仮想通貨として開発されており、科学哲学とリサーチを駆使して誕生したブロックチェーンプラットフォームです。開発チームは世界一流のエンジニア及びリサーチャーで構成されています。 カルダノのレイヤー構成 ビットコインとは異なり、カルダノは2つのレイヤーで構成されています。 一つ目はカルダノ・セトルメントレイヤー(CSL)と呼ばれ、元帳の生成や基本的な決済などをビットコイン以上の効率で行います。 もう一つはカルダノ・コンピューテーションレイヤーと呼ばれ、ここでは分散型アプリケーションやカルダノを活用したスマートコントラクトの処理が行われます。 このようにカルダノは複数のレイヤーで構成されているため、分岐(フォーク)が生じることなくプラットフォームに変更を加えることができるのです。 カルダノのトークン、ADAの価格変動 カルダノのトークンであるADAは、今週最高値を更新し1ドル20セントを超えました。プラットフォームのアップデート公開を来週に控えていることが、今回の価格急上昇の要因かもしれません。 カルダノ-ADA-チャート ステラのブロックチェーン ステラネットワークは決済ネットワークや銀行、仮想通貨市場の参加者全てを繋ぎ、金融業界でのワンストップショップになるようにと設計されています。 ネットワークに使われている技術はビットコインと同じブロックチェーン技術ですが、ステラのネットワークでは2~5秒で決済が完了し、米国ドルをユーロに交換するなど、国の通貨を短時間で交換することも可能です。 ステラのルーメン/XLMとは? ステラのコインの正式名称はルーメン(Lumens)であり、市場ではXLMの略号で取引されています。 ルーメンはステラネットワークのネイティブアセットです。“ネイティブ”とはルーメンが同ネットワークに組み込まれている事を意味し、“アセット”はネットワーク内で取引が記録される際の単位となることを表します。 ステラ・ルーメン(XLM)の価格変動 ステラのルーメン(XLM)の価格は2017年の終わりに最高値を更新し、水曜日までに65%上昇しています。しかし木曜日には23%のフィボナッチリトレースメントレベルに向かい引き戻しを見せ、翌日には同時線(Doji)型のローソク足を形成しています。 XLM/USD日足チャート ルーメンの価格は一目均衡表の雲の上に留まっています。 カルダノ、ステラ両ブロックチェーンの市場での人気は高まっており、次のイーサリアムやリップルになれるのか期待したいところです。 投資は自己責任で Kiana

2万ドルに向かうビットコイン、市場価値でバンク・オブ・アメリカを抜く

今度こそ他の仮想通貨について書きたかったのですが、ビットコインは今回もそうはさせてくれません!ビットコインの価格は水曜日に新最高値の14,000ドルに達した後、木曜日にはさらに20,000ドル付近にまで達しました。 ビットコイン価格の動き 木曜日の終わりには多少価格が下がったものの、翌日の金曜は再び強気相場から始まっています。 ビットコイン価格、20000ドル付近を試す‐日足チャート この調子でビットコイン価格の上昇が続けば、普通市場で見られるような定期的な引き戻しが起こらない可能性もありますが、もしサポートレベルまで下落するとすれば23%のフィボナッチリトレースメントレベルの16,425になるかもしれません。 ビットコインの市場価値 仮想通貨の王様ビットコインの現在の市場価値は2,970憶ドル。この数字はバンク・オブ・アメリカの2,880憶ドルを上回っており、市場価値で米国の大企業と比較すると、ビットコインはJPモルガン・チェース、Exxon Mobilに続き第11位に位置付けることになります。 しかしこれはビットコインに投資し続けるのに十分な要素でしょうか? ビットコイン投資戦略 ビットコインの支持者はビットコインを投資の対象として捉えていると同時に、未来の通貨や支払いシステムになるであろうと予測しており、ビットコインが米国ドル、ユーロ、日本円に代わる通貨となり、金、株、債券等に代わる投資になるとみています。 一方ビットコインに懐疑的な人々は、ビットコインは変動が激しいうえに投機性が高く、価値をはかるのは不可能としており、広く受け入れられることはないだろうとの意見です。 ビットコインに投資すべき? これに関しては、やはり皆さん個人のリスク許容度、経済事情および将来の計画次第といえるでしょう。もしハイリスクを好む投資家だとしても、現時点では事前にリスクマネジメントを徹底的に行うことをお勧めします。 個人的には、ビットコインはバブルが弾ける前に50,000ドルにまで達する可能性もあると思っていますが、価格上昇中にも、多少の利益を得られる程度のリミットオーダーを設定することが重要です。 これで万が一ビットコインのバブルが弾けた際にも、リスクを管理することができます。 そしてもちろん、余裕がある分だけの金額を投資に使いましょう!   Kiana Danial

イーサリアム、500ドルに達した後キーサポートレベルの上に留まる

395という前回のレジスタンスレベルから予想範囲内の修正ではあるものの、ビットコインと同じく今週はイーサリアムも大きな動きを見せました。イーサリアムは新高値を記録すると毎回引き戻しを見せるため、今回の動きも予想通りといったところでしょう。 ETH/USDテクニカル分析 イーサリアム/米国ドルは先週、新高値である480ドルに達しました。その圏内で4日間もみ合った後、ビットコインの激動にもまれ水曜には予想された価格まで戻しています。 ETH/USDテクニカル分析 イーサリアム相場は今後、次のサポートレベルである339までさらに下落することも予想されます。しかし今のところ市場はどちらの方向に向かうか決めかねている様子です。 イーサリアム創業者、「イーサリアム2.0」の構想を発表 一方、今週はイーサリアムの創業者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が次世代版イーサリアムとも言えるであろう「イーサリアム2.0」の構想を発表しました。 イーサリアムは元々、次世代仮想通貨ネットワークとして誕生しており、ただの決済ツールとしての役割以上のことを実現する可能性を秘めています。しかしここ数年、同ネットワークにいくつか問題があることがあらわになりました。 ブテリン氏によると、次世代レベルのイーサリアムネットワークを構築するには現在解決すべき課題が3つあるとのこと。それらの課題は「コンセンサス」、「コントラクトの安全性」、そして最も重要な課題は「スケーラビリティ」です。 同氏は、これらの問題を解決するため、次世代イーサリアムにはシャーディング(Sharding)と呼ばれる技術を使用すると語っています。シャーディングは、同一のチェーン上で何千ものトランザクションを一瞬で実行するため、安全性を犠牲にするリスクも回避できるという仕組みです。 さらに同氏によると、シャーディングはネットワークに今までにないタイプのアドレスを作り、それによりイーサリアムはメインのブロックチェーンに影響することなく相反するプロトコルを活用することが可能になるとのことです。まだまだ先になりそうですが、イーサリアム2.0が完成すればイーサリアム相場は強気相場となり新高値を更新するかもしれません。 ビットコインの最大のライバルはイーサリアムではない ここでこのタイトルの理由を詳しく見てみましょう。 ビットコインの最大のライバルはイーサリアムだと思われるかもしれません。イーサリアムは時価総額第2位の仮想通貨であり、今年度はビットコイン以上のパフォーマンスを見せています。さらにイーサリアムのブロックチェーンは、ブロックチェーン技術推進団体である「Enterprise Ethereum Alliance」に所属する200組織の小規模なパイロットプロジェクトでも利用されています。 しかしビットコイン、イーサリアムという2大仮想通貨は、現在別々の役割を担っている様子です。イーサリアムは決済におけるトークン使用の推進よりも、企業による同ブロックチェーンの利用促進に力を入れているようです。一方、ビットコインは決済の円滑材としての評判を高めることに注力しており、ブロックチェーンのビジネスでの活用に関してはつい最近目を向け始めたばかりです。これらの理由で、ビットコインとイーサリアムは2大仮想通貨であるものの、お互い直接の脅威の存在とはなっていないようです。 代わりにビットコインの最大のライバルはライトコインであるかもしれません。11月27日の時点でライトコインは時価総額490万ドル第6位の仮想通貨であり、ビットコインゴールド、リップル、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、そしてビットコインの後を追っています。 次回はライトコインについて詳しく見ていきましょう!

ライトコイン/ユーロ、一目の雲を上抜け ビットコインは引き戻し

ビットコインの親戚ともいえるライトコインとイーサリアムが勢いを取り戻しつつある一方、ビットコインはついに頭打ちとなっている様子です。ライトコイン/ユーロ相場は三日連続の強気相場となっています。今回は私の大好きな一目均衡表を使ってライトコイン相場の分析をしてみましょう。 ライトコイン/ユーロ、一目均衡表の雲を上抜け 日足チャートの一目の雲内で二週間もみ合い続けたライトコイン/ユーロ相場は、火曜日ついに雲を上抜けました。それだけでなく、基準線も転換線を上抜けています。 ライトコイン対ユーロ 日足チャート 一目均衡表/フィボナッチ分析 マイナス面は、現在同相場が23%フィボナッチレジスタンスレベルの57.92に達していることです。今後の雲の形はやや強気の相場を表していますが、大部分が平らとなっています。現在は23%のフィボナッチレベルが確実なものであるか様子をうかがっている状態です。 ライトコインの現状 火曜日のビデオでお伝えした通り、ライトコインの躍進は韓国の仮想通貨取引所コインワンがライトコインの取り扱いを開始した一週間後に始まりました。 同取引所では初めの24時間で320万ドル分のライトコインが取引されたと報じられています。 コインワンは韓国大手の仮想通貨取引所であり、韓国は仮想通貨の規模で世界第3位となっています。 同取引所がライトコイン/韓国通貨の取引を開始したことも、最近のライトコイン相場の上昇を後押しているようです。これと同時に韓国最大の取引所、Bithumbでもライトコインの取引量が増加しています。 しかしライトコイン相場が上昇した要因は、これだけではないようです。 Segwit2xハードフォークを取り巻く不確かな現状の中、投資家たちはビットコインの親戚といえるライトコインに逃げ場を求めているのかもしれません。それではここで、ビットコインの現状についても見てみましょう。 開発者が分裂中止を発表、ビットコイン引き戻しへ 再度並外れた上昇を見せ、過去最高値の7,800ドルに達したビットコインでしたが、木曜には今週中の上昇分をほぼ帳消するほどの下落となりました。 この大きなボラティリティの要因は、おそらく現在物議を醸しているハードフォーク問題にあるでしょう。 ビットコインは11月16日、同通貨を二つに分裂する可能性もあるSegWit2xを実行しアップデートされる予定でした。しかしここ数カ月で、同アップデートに対する支持を取りやめるビットコインの主要開発者たちが増え続けたのです。その結果、水曜日にSegWit2xに関わる開発者がアップデートの中止を発表し、ビットコインのコミュニティにおいて支持者が増えるまでの延期となりました。 技術的な見解 ビットコインは通常の技術分析では評価しきれない存在であり、その点がビットコインがただの仮想通貨ではない特別な資産として認識されはじめた最大の理由でしょう。 現在、ビットコインは7,800ドルという新たなレジスタンスレベルに達し、サポートレベルは6,957ドルとなっています。 仮想通貨の取引を行う際はリスクがあることを常に念頭に置くようにしてください。投機取引はさらに危険です。取引の前には必ずリスク許容度を計算し、無理のない投資計画を立てましょう。 Kiana Danial

新投資商品、ナスダックストックホルムに上場。イーサリアム高値へ

イーサリアム ETH/USD:中期的な相場ではもみ合いと見えるにも関わらず、イーサリアムは日足で一目均衡表の雲を上抜ける高値となりました。一方、ビットコインは過去最高値を目指し上昇しており、年末までには最高値を更新する可能性もあります。 ビットコインとイーサリアムのアトミックスワップが可能に 仮想市場において時価総額1位のビットコインと2位のイーサリアム。この二つの仮想通貨のアトミックスワップがブロックチェーン技術上で可能になりました。仮想通貨のスタートアップ企業の開発チームは、ビットコインとイーサリアムの交換を可能とするソースコードを公開。これによって、他の開発者たちによる同ソースコードの活用や改良が可能になりましたが、まだ技術は初期段階といえるでしょう。 イーサリアムベースの投資商品がナスダックストックホルムに上場 イーサリアムにフォーカスした初の投資商品が、ナスダックストックホルムに上場し、水曜日の朝より同取引所で上場投資証券(ETN: Exchange-traded notes)として取引されています。 ビットコインETNは、2年以上前からナスダックストックホルムで取引されていますが、イーサリアムETNの上場により、同取引所がヨーロッパ内で唯一2つ以上の仮想通貨を扱っている場となります。ちなみに、ビットコインETNおよびイーサリアムETNは同一企業から提供されています。 テクニカル分析:イーサリアム ETH/USD イーサリアムの対米国ドルの日足チャートを見てみると、同ペアが水曜に一目均衡表の雲を上抜けたことが確認できます。しかし今後の雲の形は薄く、やや弱気の相場を表しています。ローソク足はもみ合い相場を示しており、313と286という狭い値幅で動いています。 今後313のピボットレベルを超えれば再び強気相場となった合図となり、イーサリアムにとって最高レジスタンスレベル、393にまで達する可能性も考えられます。 中期的なサポートレベルは、先月達した224となっています。同レベルは以前イーサリアムにとってレジスタンスレベルであったため、さらに強力なサポートレベルであるといえるでしょう。

引き戻したBTC/USDペア、ウォール街の影響で6,000ドルまで急上昇する可能性も

BTC/USD テクニカル分析 BTC/USDペアのローソク足は、月曜の日足チャートでスピニングトップを形成した後、翌日には一目均衡表の雲を上抜けることができずモーニングスター(明けの明星)を形成しています。基準線が転換線を上に抜ける中、今後の雲の形は薄く平らで、中期的な相場を予想するのは難しい状態です。 BTC/USDペア、雲の中でイブニングスター(宵の明星)を形成 BTC/USDペアの長期的なサポートレベルは3,083ドル、3,425ドル、中期的なピボットレベルは3,800ドル、4,354ドルとなっています。 BTC/JPYペアも似たような動きを見せており、一目均衡表の雲上層部が同ペアのレジスタンスレベルとなっています。 BTC/USD:ビットコインに何が起こっているのか? BTC/USDペアにとって、この第3四半期は今までで最も波乱万丈な期間であったと言えるでしょう。同期間中に相場は74%以上も上昇し、この3カ月はビットコインの規制や技術開発にも注目が集まりました。 火曜に引き戻しを見せたビットコインですが、投資金融業者から支持の声も聞かれています。JPMorganのCEO、Jamie Dimon氏のビットコインへの批判に対し、多くが支持の姿勢を見せるウォール街でも、ビットコインにさほど懐疑的でない人々もいます。Goldman Sachs Group Inc. (GS) は、ビットコイン等の仮想通貨を利用した新しい取引の開始を検討しており、同社は急成長を見せるも未だ賛否両論の仮想通貨市場に対し、本格的に取り組む初の有名企業だと言えるでしょう。 さらにMorgan StanleyのCEO、James Gorman氏は「ビットコインは詐欺や一時的なブームなどではない」と語っています。急成長を見せる仮想通貨市場、特にビットコインに関しては今後、最高値の4,975ドルを超える可能性もあり、年末までには6,000ドルに達することも考えられます。 規制に取り組む中国、日本と米国の姿勢は? かつてはビットコイン相場に多大な影響を与えていた中国では、ICO(Initial coin offerings)と呼ばれる仮想通貨を活用した企業の資金調達を規制するなど、現在、仮想通貨の厳重な取り締まりが行われています。 一方、日本は仮想通貨に対し比較的好意的であり、国内ではビットコインが合法化され、仮想通貨による支払いの受け付けを開始している小売業もいます。先週には11社が仮想通貨交換事業者として金融庁に登録されました。 米国においても、先述のように一流金融機関がビットコインの活用に本格的に取り組み始めれば、世界でのビットコインの力に多大に影響するかもしれません。

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