イーサリアム、500ドルに達した後キーサポートレベルの上に留まる

イーサリアム、500ドルに達した後キーサポートレベルの上に留まる1

395という前回のレジスタンスレベルから予想範囲内の修正ではあるものの、ビットコインと同じく今週はイーサリアムも大きな動きを見せました。イーサリアムは新高値を記録すると毎回引き戻しを見せるため、今回の動きも予想通りといったところでしょう。

ETH/USDテクニカル分析

イーサリアム/米国ドルは先週、新高値である480ドルに達しました。その圏内で4日間もみ合った後、ビットコインの激動にもまれ水曜には予想された価格まで戻しています。

イーサリアム、500ドルに達した後キーサポートレベルの上に留まる2

ETH/USDテクニカル分析

イーサリアム相場は今後、次のサポートレベルである339までさらに下落することも予想されます。しかし今のところ市場はどちらの方向に向かうか決めかねている様子です。

イーサリアム創業者、「イーサリアム2.0」の構想を発表

一方、今週はイーサリアムの創業者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が次世代版イーサリアムとも言えるであろう「イーサリアム2.0」の構想を発表しました。

イーサリアムは元々、次世代仮想通貨ネットワークとして誕生しており、ただの決済ツールとしての役割以上のことを実現する可能性を秘めています。しかしここ数年、同ネットワークにいくつか問題があることがあらわになりました。

ブテリン氏によると、次世代レベルのイーサリアムネットワークを構築するには現在解決すべき課題が3つあるとのこと。それらの課題は「コンセンサス」、「コントラクトの安全性」、そして最も重要な課題は「スケーラビリティ」です。

同氏は、これらの問題を解決するため、次世代イーサリアムにはシャーディング(Sharding)と呼ばれる技術を使用すると語っています。シャーディングは、同一のチェーン上で何千ものトランザクションを一瞬で実行するため、安全性を犠牲にするリスクも回避できるという仕組みです。

さらに同氏によると、シャーディングはネットワークに今までにないタイプのアドレスを作り、それによりイーサリアムはメインのブロックチェーンに影響することなく相反するプロトコルを活用することが可能になるとのことです。まだまだ先になりそうですが、イーサリアム2.0が完成すればイーサリアム相場は強気相場となり新高値を更新するかもしれません。

ビットコインの最大のライバルはイーサリアムではない

ここでこのタイトルの理由を詳しく見てみましょう。

ビットコインの最大のライバルはイーサリアムだと思われるかもしれません。イーサリアムは時価総額第2位の仮想通貨であり、今年度はビットコイン以上のパフォーマンスを見せています。さらにイーサリアムのブロックチェーンは、ブロックチェーン技術推進団体である「Enterprise Ethereum Alliance」に所属する200組織の小規模なパイロットプロジェクトでも利用されています。

しかしビットコイン、イーサリアムという2大仮想通貨は、現在別々の役割を担っている様子です。イーサリアムは決済におけるトークン使用の推進よりも、企業による同ブロックチェーンの利用促進に力を入れているようです。一方、ビットコインは決済の円滑材としての評判を高めることに注力しており、ブロックチェーンのビジネスでの活用に関してはつい最近目を向け始めたばかりです。これらの理由で、ビットコインとイーサリアムは2大仮想通貨であるものの、お互い直接の脅威の存在とはなっていないようです。

代わりにビットコインの最大のライバルはライトコインであるかもしれません。11月27日の時点でライトコインは時価総額490万ドル第6位の仮想通貨であり、ビットコインゴールド、リップル、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、そしてビットコインの後を追っています。

次回はライトコインについて詳しく見ていきましょう!


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