対主要通貨相場でもみ合い中のXRP

対主要通貨相場でもみ合い中のXRP1

リップルの仮想通貨XRPは週初めにキーレジスタンスレベルから下落したのち、木曜日はほぼ終日もみ合いとなりました。XRP/USDとXRP/EURは日足チャートで一瞬、一目均衡表の雲上層部を抜けましたが、その後両相場共に雲内に戻りスピニングトップのローソク足を形成して一日を終えています。

対主要通貨相場でもみ合い中のXRP2

雲内でもみ合うXRP/USD

XRP/USDのピボットポイントは23%フィボナッチリトレースメントレベルの0.20、サポートレベルは0.15辺りとなっています。

XRP対BTC

XRP/BTC相場は木曜日、日足チャートで一目均衡表の雲の下に留まり、キーサポートレベル0.000036となりました。今後このレベルを下回ることがあれば、さらに0.000004まで下落することも予想されます。同レベルはXRPの価格が対ビットコイン相場で急上昇する以前、今年3月に見せた数字です。残念ながらXRPの急成長は2カ月ほどしか続きませんでした。

対主要通貨相場でもみ合い中のXRP3

XRP/BTC日足チャート ― リップルのXRP対ビットコイン

ファンダメンタルズ分析

今週はリップルに関し以下のような朗報が聞かれました。

1)ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、リップルが開発した技術を活用したオープンソース・ソフトウェアをリリースしました。同ソフトウェアは、スワヒリ語で「1」を意味する「moja」を由来とし「Mojaloop」と名付けられ、Dwolla、ModusBox、Crosslake Technologies及び、Software Group等、他のフィンテック企業も開発に携わっています。

Mojaloopは銀行や他の金融サービス提供者間の相互運用性の規範モデルとして設計されており、ソフトウェア開発者や銀行及び金融サービス業者は無料で同ソフトウェアを利用できると発表されています。

2)米連邦準備制度理事会 (FRB) の元議長であるベン・バーナンキ氏は、月曜にトロントで開催されたリップルのカンファレンス「SWELL」において、ブロックチェーン業界への強気の姿勢を見せました。同氏は、リップルの取り組みが支払い時のコスト削減や精密度、スピード、信頼性の強化に貢献し、「世界経済の統合性を高めている」と称賛しています。

リップルに関しこのような朗報が聞かれると同時に、以下のようなあまり好ましくないニュースもありました。

1)周囲の期待度が高いフィンテックカンファレンスであるリップルの「SWELL」でしたが、XRP投資家が期待するような大きな発表がなく終わりました。

先月からのXRPの価格上昇の要因の一部は、同社が大きな発表をすると報道されたことにあります。すぐにその発表はカンファレンスに関することだということが明らかになりましたが、リップルが徐々に情報を公開していったため投資家たちの期待は膨らみ、XRPの価格上昇につながったのです。

しかし、カンファレンスは期待したような発表もなく終わり、噂を鵜呑みにし話題作りに貢献しただけの投資家たちがXRPを売却する、という結果に至りました。

2)日本では水曜日、リップルの取引所経営者、竹中優樹容疑者(31)が詐欺の疑いで逮捕されました。ジャパンタイムズによると、竹中容疑者は顧客から140万円をだまし取った疑いです。

世界では仮想通貨が過熱していますが、リップルはXRP価格を再び上昇させるため、新しい策を練る必要があるかもしれません。

 


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